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ノウハウ

失敗しないEC-CUBEプラグイン選び!知っておくべきポイントとおすすめ15選

失敗しないEC-CUBEプラグイン選び!知っておくべきポイントとおすすめ15選
  1. はじめに:EC-CUBEプラグインでできること
  2. EC-CUBEプラグイン導入前の注意点
    1. (1)EC-CUBEのバージョン互換性確認
    2. (2)プラグインの機能と目的の整合性
    3. (3)費用対効果の評価(有料プラグインの場合)
    4. (4)サポート体制の確認
    5. (5)導入手順とドキュメントの確認
    6. (6)セキュリティリスクの考慮
  3. 失敗しないプラグイン選びのポイント
    1. (1)信頼できる開発元から選ぶ
    2. (2)レビューや評価を確認する
    3. (3)必要な機能を絞り込む
    4. (4)複数プラグインの組み合わせを考える
  4. おすすめEC-CUBEプラグイン15選(カテゴリ別)
    1. (1)SEO対策プラグイン
    2. プラグインA(名称・機能・特徴・価格など)
    3. プラグインB(名称・機能・特徴・価格など)
    4. プラグインC(名称・機能・特徴・価格など)
    5. (2)マーケティング支援プラグイン
    6. プラグインD(名称・機能・特徴・価格など)
    7. プラグインE(名称・機能・特徴・価格など)
    8. プラグインF(名称・機能・特徴・価格など)
    9. (3)顧客管理プラグイン
    10. プラグインG(名称・機能・特徴・価格など)
    11. プラグインH(名称・機能・特徴・価格など)
    12. (4)サイト運営効率化プラグイン
    13. プラグインI(名称・機能・特徴・価格など)
    14. プラグインJ(名称・機能・特徴・価格など)
    15. プラグインK(名称・機能・特徴・価格など)
    16. (5)決済関連プラグイン
    17. プラグインL(名称・機能・特徴・価格など)
    18. (6)セキュリティ対策プラグイン
    19. プラグインM(名称・機能・特徴・価格など)
    20. (7)その他おすすめプラグイン
    21. プラグインN(名称・機能・特徴・価格など)
    22. プラグインO(名称・機能・特徴・価格など)
    23. ■まとめ:最適なプラグインでECサイトを成功に導こう

はじめに:EC-CUBEプラグインでできること

EC-CUBEは、無料で利用できるオープンソースのECサイト構築プラットフォームです。基本的な機能が備わっており、専門知識がなくても手軽にECサイトを開設できます。しかし、ECサイトを運営していくためには、基本機能だけでは不十分なケースも出てきます。そこで活躍するのが「プラグイン」です。プラグインを導入することで、EC-CUBEの機能を拡張し、自社ECサイトの成長を後押しすることができます。

具体的にプラグインでできることを以下にまとめました。

カテゴリ

できること

SEO対策

検索エンジン最適化による集客力アップ

マーケティング支援

顧客分析、メール配信、広告連携による売上向上

顧客管理

会員情報管理、顧客セグメント別の対応による顧客満足度向上

サイト運営効率化

受注管理、在庫管理、配送管理の自動化による業務効率化

決済関連

多様な決済方法の導入による顧客利便性向上

セキュリティ対策

不正アクセス対策、個人情報保護の強化によるサイトの安全性向上

その他

レビュー機能追加、SNS連携、多言語対応など、多様な機能拡張

このようにプラグインを活用することで、ECサイトの機能不足を補い、ビジネスの成長を促進できます。プラグインは、ECサイト運営の心強い味方と言えるでしょう。

EC-CUBEプラグイン導入前の注意点

EC-CUBEプラグインを導入する前は、いくつかの注意点を確認することで、後々のトラブルを防ぎ、スムーズなECサイト運営を実現できます。
導入前の確認ポイントをしっかり押さえておきましょう。

注意点

説明

EC-CUBEのバージョン互換性確認

プラグインは特定のEC-CUBEバージョンに対応しています。導入前に必ず互換性を確認し、バージョン不一致による不具合を回避しましょう。

プラグインの機能と目的の整合性

導入しようとするプラグインの機能が、本当にECサイトに必要なものか、目的と合致しているかを確認しましょう。不要なプラグインはサイトのパフォーマンス低下や管理の手間を増やす原因となります。

費用対効果の評価(有料プラグインの場合)

有料プラグインの場合は、その費用に見合う効果が期待できるか、無料の代替プラグインで同様の機能が実現できないかを検討しましょう。

サポート体制の確認

特に有料プラグインの場合は、開発元によるサポート体制が整っているか確認しましょう。導入後のトラブル発生時などに迅速な対応が期待できます。

導入手順とドキュメントの確認

プラグインの導入手順やドキュメントが分かりやすいかを確認しましょう。導入が複雑でドキュメントが不足している場合、導入に時間がかかったり、予期せぬトラブルが発生する可能性があります。

セキュリティリスクの考慮

プラグインはセキュリティリスクとなる場合もあります。信頼できる開発元から提供されているか、セキュリティ対策が適切に行われているかを確認しましょう。

これらの注意点を確認することで、安全で効率的なプラグイン導入が可能になります。

(1)EC-CUBEのバージョン互換性確認

EC-CUBEでプラグインを導入する際、最も重要な確認事項の一つがバージョン互換性です。EC-CUBE本体のバージョンとプラグインの対応バージョンが一致していない場合、プラグインが正常に動作しないだけでなく、ECサイト全体に不具合が生じる可能性があります。最悪の場合、サイトがダウンしてしまうケースも考えられます。

プラグインの導入前に必ず互換性を確認しましょう。確認方法は以下の通りです。

  1. 利用中のEC-CUBEのバージョンを確認する
    EC-CUBEの管理画面にログインし、バージョン情報を確認します。

  2. 導入したいプラグインの対応バージョンを確認する
    プラグインの公式ページや配布サイトで、対応しているEC-CUBEのバージョンを確認します。

  3. バージョンが一致しているか確認する
    利用中のEC-CUBEのバージョンとプラグインの対応バージョンが一致していることを確認します。

EC-CUBEバージョン

プラグイン対応バージョン

結果

4.0.x

4.0.x

互換性あり

4.1.x

4.0.x

互換性なし

4.0.x

4.1.x

互換性なし

上記のように、バージョンが完全に一致していない場合は、互換性がないと判断します。「4.0.x」のようにマイナーバージョンが曖昧な表記の場合、4.0系の最新版に対応している可能性が高いですが、詳細な対応状況はプラグイン提供元へ確認する方が確実です。

バージョン互換性をしっかり確認することで、プラグイン導入によるトラブルを未然に防ぎ、ECサイトを安全に運営することができます。

(2)プラグインの機能と目的の整合性

ECサイトにプラグインを導入する目的を明確にすることは非常に重要です。導入前に、サイトの課題や改善したい点を具体的にリストアップしましょう。例えば、CVRの低迷、顧客満足度の低下、サイト運営の手間など、現状の問題点を明確化することで、導入すべきプラグインの機能を絞り込むことができます。

例えばCVR向上を目的とする場合、サイト内検索機能の強化を検討できます。ビジネスサーチテクノロジ株式会社の「GENIEE SEARCH for EC」は、商品点数が多いECサイトでも的確な検索結果を表示し、ユーザーの購買体験を向上させるプラグインの一例です。

目的

課題

プラグインの機能

CVR向上

サイト内検索の精度が低い

サジェスト機能、絞り込み機能、比較機能

顧客満足度向上

商品情報が見づらく、購入に繋がりづらい

商品詳細ページの改善、レビュー機能

サイト運営の効率化

受注管理、在庫管理に時間がかかる

自動化ツールとの連携機能

このように、目的と課題に合わせて最適な機能を持つプラグインを選ぶことで、費用対効果を高めることができます。単に人気のあるプラグインを導入するのではなく、自社のECサイトにとって本当に必要な機能が搭載されているかを確認することが大切です。

(3)費用対効果の評価(有料プラグインの場合)

ECサイトにプラグインを導入する際は、費用対効果をしっかりと見極める必要があります。費用対効果を適切に評価することで、投資に見合う効果が得られるプラグインを選択できます。

有料プラグインは、無料プラグインと比較して豊富な機能や手厚いサポートが提供されている場合が多いです。
導入を検討する際には、まず自社の課題を明確にし、その解決に役立つ機能がプラグインに備わっているかを確認することが重要です。
その上で、費用に見合う効果が期待できるかを判断しましょう。

例えば、CVR向上に課題を感じている場合、EFOツールを導入することで改善効果が期待できます。
EFOツールを導入しようとすると、平均月額30,000円程度の費用がかかります。
しかし、フォーム作成ツール「formrun」であれば月額3,000円から利用可能です。豊富なEFO機能が搭載されており、費用を抑えながらCVR向上を目指せるため、費用対効果が高いと言えるでしょう。

以下は、費用対効果の評価ポイントをまとめた表です。

評価ポイント

説明

課題の明確化

導入によって解決したい課題を明確にする

機能の確認

課題解決に必要な機能がプラグインに搭載されているか

費用と効果のバランス

費用に見合う効果が得られるか、費用対効果が高いプラグインか

他ツールとの比較

類似ツールと比較検討し、最適なツールを選択する

長期的な視点

短期的な効果だけでなく、長期的な運用コストも考慮する

上記を参考に、導入による売上向上効果、業務効率化によるコスト削減効果などを予測し、費用と比較することで費用対効果を評価できます。

(4)サポート体制の確認

プラグインを導入する際には、開発元によるサポート体制がどのようになっているか確認しておきましょう。
サポート体制が充実していることで、導入時や運用時に発生する問題に迅速に対応してもらうことができます。
具体的には、問い合わせ方法、対応時間、対応内容などを確認しておくと安心です。

例えば、以下のような項目を確認しておきましょう。

項目

内容

問い合わせ方法

メール、電話、チャットなど

対応時間

平日日中のみ、24時間365日など

対応内容

バグ対応、操作方法の説明、カスタマイズの相談など

また、開発元のWebサイトやドキュメントでFAQが公開されているかどうかも確認しておきましょう。
FAQにはよくある質問と回答がまとめられており、問題解決に役立ちます。

もし、独自に開発されたプラグインを利用する場合には、開発者への問い合わせ方法や対応内容を事前に確認しておくことが重要です。
また、有償のプラグインであれば、サポート費用や期間についても確認しておきましょう。

このように、プラグインの導入前にサポート体制を確認することで、安心して利用することができます。
万が一問題が発生した場合でも、迅速なサポートを受けることで、ECサイトへの影響を最小限に抑えることができます。

(5)導入手順とドキュメントの確認

EC-CUBEプラグインを導入する前に、導入手順とドキュメントを必ず確認しましょう。手順が複雑だったり、ドキュメントが不足している場合は、導入に時間がかかったり、予期せぬトラブルが発生する可能性があります。

プラグインによって導入方法は異なりますが、多くのプラグインはEC-CUBEの管理画面からインストールできます。

手順

内容

確認事項

1. ダウンロード

プラグインを開発元のウェブサイトまたはEC-CUBE公式マーケットプレイスからダウンロードします。

ファイルの拡張子がzipであることを確認します。

2. アップロード

ダウンロードしたzipファイルをEC-CUBEの管理画面からアップロードします。

アップロードが完了するまで待ちましょう。

3. インストール

アップロードしたプラグインをインストールします。

インストール中にエラーが発生しないか確認します。

4. 設定

プラグインの設定画面で必要な設定を行います。

設定内容が正しいか、設定後に動作を確認します。

導入手順が不明な場合は、プラグインに付属のドキュメントを確認するか、開発元に問い合わせましょう。ドキュメントには、インストール方法だけでなく、プラグインの使い方や設定方法、トラブルシューティングなども記載されているはずです。
これらの情報を確認することで、スムーズにプラグインを導入し、ECサイトを効果的に運用できます。

(6)セキュリティリスクの考慮

EC-CUBEプラグインを導入する際は、セキュリティリスクを考慮することが重要です。プラグインは便利な反面、セキュリティ上の脆弱性を抱えている可能性があります。脆弱性を悪用されると、サイトが改ざんされたり、顧客情報が漏洩するといった深刻な被害につながる恐れがあります。

セキュリティリスクを最小限に抑えるためには、以下の点に注意しましょう。

項目

内容

信頼できる開発元からの入手

信頼できる開発元が提供するプラグインを選びましょう。公式マーケットプレイスや実績のある開発会社のプラグインは比較的安全です。

最新版の利用

プラグインは常に最新版を利用しましょう。古いバージョンには既知の脆弱性が残っている可能性があります。アップデートはこまめに行い、セキュリティパッチを適用することが重要です。

不要なプラグインの削除

使用していないプラグインは削除しましょう。不要なプラグインは攻撃の対象となる可能性を高めます。

権限の最小化

プラグインに与える権限は必要最小限にしましょう。過剰な権限を与えると、悪意のあるプラグインがシステム全体にアクセスできてしまうリスクがあります。

定期的なセキュリティチェック

定期的にセキュリティチェックを行いましょう。脆弱性診断ツールなどを利用して、サイトのセキュリティ状態を把握することが重要です。

セキュリティ対策プラグインの導入

セキュリティ対策プラグインを導入しましょう。WAF(Web Application Firewall)やセキュリティスキャンツールなどを利用することで、サイトのセキュリティを強化できます。

上記のような対策を講じることで、EC-CUBEプラグイン導入によるセキュリティリスクを軽減し、安全なECサイト運営を実現できます。

失敗しないプラグイン選びのポイント

EC-CUBEで自社サイトを運営していくにあたり、プラグイン導入は機能拡張や効率化に不可欠です。
数多くのプラグインから最適なものを選択するために、失敗しないためのポイントを解説します。

(1)信頼できる開発元から選ぶ
公式のマーケットプレイス、または実績のある開発会社が提供するプラグインを選びましょう。信頼できる提供元であれば、セキュリティリスクも低く、安心して利用できます。

(2)レビューや評価を確認する
導入前に、他のユーザーのレビューや評価を確認しましょう。
実際に利用した人の声は、プラグインのメリット・デメリットを理解する上で貴重な情報源となります。
レビューの内容を比較検討することで、自社サイトに最適なプラグインを見つけることができます。

(3)必要な機能を絞り込む
導入前に、サイトに必要な機能を明確にしましょう。
闇雲にプラグインを導入すると、サイトの動作が重くなったり、管理が煩雑になったりする可能性があります。
必要な機能をリストアップし、その機能を満たすプラグインを選択することで、効率的なサイト運営を実現できます。

(4)複数プラグインの組み合わせを考える
複数のプラグインを組み合わせることで、より高度な機能を実現できる場合があります。
プラグイン同士の互換性を確認し、それぞれの機能が連携するように設定することで、相乗効果が期待できます。
しかし、むやみにプラグインを組み合わせると、予期せぬ不具合が発生する可能性があります。
組み合わせる際には、それぞれのプラグインの機能をよく理解し、本当に必要なものだけを選択するようにしましょう。

(1)信頼できる開発元から選ぶ

EC-CUBEプラグインを選ぶ上で、開発元の信頼性は非常に重要です。信頼できる開発元を選ぶことで、セキュリティリスクの軽減、安定した動作、質の高いサポートといったメリットが得られます。

項目

説明

開発実績

長年の開発実績や多数の導入実績を持つ開発元は、信頼性が高いと言えるでしょう。実績は、プラグインの品質やサポート体制の充実度を示す指標となります。

サポート体制

導入後のサポート体制が充実しているかは重要なポイントです。問い合わせへの対応の迅速さや、丁寧な説明は、トラブル発生時の安心感につながります。

セキュリティ対策

セキュリティ対策に力を入れている開発元を選びましょう。脆弱性対策やセキュリティアップデートの提供状況を確認することで、安心してプラグインを利用できます。

コミュニティの活発さ

開発元が運営するコミュニティやフォーラムの活発さは、情報収集や問題解決に役立ちます。活発なコミュニティは、ユーザー同士の情報交換や開発元からの情報提供が盛んに行われ、プラグインの利用をスムーズにします。

レビューや評判

他のユーザーのレビューや評判も参考にしましょう。実際にプラグインを利用したユーザーの意見は、プラグインのメリットやデメリットを理解する上で valuable な情報源となります。

これらの要素を総合的に判断し、信頼できる開発元を選び出すことが、ECサイトの成功に繋がります。

(2)レビューや評価を確認する

EC-CUBEプラグインを選ぶ際には、実際に利用したユーザーのレビューや評価を参考にしましょう。レビューサイトやフォーラム、SNSなどで情報収集することで、プラグインのメリット・デメリット、導入後の効果、使い勝手、サポート体制などを把握できます。

項目

チェックポイント

メリット・デメリット

期待通りの機能が提供されているか、導入後に想定外のデメリットが発生していないか

導入後の効果

売上向上、業務効率化など、導入目的に沿った効果が得られているか

使い勝手

管理画面の操作性、設定の容易さなど、使いやすいか

サポート体制

開発元からのサポートは適切か、問い合わせに対するレスポンスは迅速か

レビューや評価は主観的な意見も含まれるため、全てを鵜呑みにせず、複数の情報を比較検討することが大切です。特に、導入目的と近いユーザーのレビューを重視することで、より精度の高い判断材料が得られます。例えば、売上向上を目的とするなら、実際に売上向上に貢献したというレビューを参考にすると良いでしょう。また、導入を検討しているEC-CUBEのバージョンと、レビューが書かれたバージョンが一致しているかどうかも確認しましょう。バージョンが異なると、機能や使い勝手が異なる可能性があります。

(3)必要な機能を絞り込む

ECサイトに導入するプラグインは、闇雲に多く導入すれば良いというものではありません。本当に必要な機能を絞り込み、自社のECサイトの課題解決に繋がるプラグインを選定することが重要です。

まず、現状のECサイトの課題を明確にしましょう。例えば、以下のような課題が考えられます。

課題

集客が少ない

検索エンジンからの流入が少ない、SNSからの流入が少ない

コンバージョン率が低い

カゴ落ちが多い、離脱率が高い

運用コストが高い

受注処理に時間がかかる、顧客対応に時間がかかる

セキュリティ対策が不十分

サイバー攻撃のリスクが高い

これらの課題を解決するために、どのような機能が必要なのかを具体的にリストアップします。例えば、「集客が少ない」という課題に対しては、「SEO対策プラグイン」や「SNS連携プラグイン」といった機能が必要になります。

次に、リストアップした機能の中から、優先順位の高いものを選びます。全ての機能を一度に導入しようとすると、コストも時間もかかりますし、運用も複雑になります。そのため、まずは最も重要な機能から導入していくようにしましょう。

また、プラグインを導入する際には、費用対効果も考慮する必要があります。有料プラグインの場合、そのプラグインによって得られる効果と費用が見合っているかをしっかりと検討しましょう。

このように、必要な機能を絞り込み、優先順位をつけることで、効率的にECサイトを改善していくことができます。

(4)複数プラグインの組み合わせを考える

EC-CUBEのプラグインは単体で導入するだけでなく、複数のプラグインを組み合わせて使うことで、相乗効果を発揮し、ECサイトの機能をさらに拡張できます。ですが、やみくもにプラグインを組み合わせると思わぬ不具合が生じる可能性があります。そこで、複数のプラグインを導入する際に考慮すべきポイントを紹介します。

考慮ポイント

説明

目的の明確化

複数のプラグインを導入する目的を明確にしましょう。売上向上、顧客満足度向上など、具体的な目標を設定することで、必要なプラグインを絞り込むことができます。

機能の重複

導入するプラグイン同士の機能が重複していないか確認しましょう。重複した機能を持つプラグインを導入すると、競合が発生し、予期せぬ不具合につながる可能性があります。

バージョン互換性

各プラグインがEC-CUBEのバージョンと互換性があるか、また、プラグイン同士の互換性も確認しましょう。バージョン互換性の問題は、ECサイト全体の動作に影響を与える可能性があります。

開発元の信頼性

信頼できる開発元が提供するプラグインを選びましょう。信頼できる開発元であれば、プラグインの品質やサポート体制がしっかりしているため、安心して利用できます。

費用対効果

プラグインの導入費用と期待される効果を比較検討しましょう。有料プラグインの場合、費用に見合う効果が得られるか、無料の代替プラグインがないかなどを検討する必要があります。

テスト環境での検証

本番環境に導入する前に、テスト環境でプラグインの動作を検証しましょう。これにより、不具合や競合を事前に発見し、本番環境への影響を最小限に抑えることができます。

これらのポイントを踏まえ、複数のプラグインを効果的に組み合わせることで、ECサイトをより便利で高機能なものに進化させることができます。

おすすめEC-CUBEプラグイン15選(カテゴリ別)

EC-CUBEのプラグインは、ECサイト運営の様々な課題を解決する強力なツールです。ここでは、カテゴリ別に厳選した15個のプラグインをご紹介します。

カテゴリ

プラグイン名

機能概要

価格

SEO対策

SEO最適化ツール

メタタグ設定、キーワード分析、サイトマップ自動生成

無料~

SEO対策

内部リンク自動生成

関連商品への内部リンクを自動で作成

無料~

マーケティング支援

クーポン発行プラグイン

多様な条件でクーポンを発行、顧客獲得を促進

無料~

マーケティング支援

メールマーケティングツール

効果的なメール配信で顧客エンゲージメント向上

有料

顧客管理

会員ランク管理

会員ランクに応じた特典を提供

無料~

顧客管理

RFM分析ツール

顧客の購買行動を分析し、優良顧客を特定

有料

サイト運営効率化

受注管理システム連携

外部システムと連携し、受注業務を自動化

有料

サイト運営効率化

CSV一括登録

商品データなどをCSVで一括登録

無料~

決済関連

クレジットカード決済

主要クレジットカードに対応

有料

決済関連

後払い決済

顧客の利便性を高める後払い決済導入

有料

セキュリティ対策

ログインセキュリティ強化

不正ログイン防止機能でセキュリティを強化

無料~

セキュリティ対策

WAF導入

Webアプリケーションファイアウォールで攻撃を防御

有料

その他

多言語対応プラグイン

複数言語に対応し、海外顧客へのアプローチ

有料

その他

SNS連携プラグイン

各SNSとの連携で情報発信を強化

無料~

その他

アクセス解析ツール連携

Google Analyticsなどのアクセス解析ツールと連携

無料~

これらのプラグインは、ECサイトの機能を拡張し、売上向上、業務効率化、顧客満足度向上に貢献します。導入前に無料版を試せるものも多いので、ぜひ活用してみてください。

(1)SEO対策プラグイン

ECサイトにとってSEOは非常に重要です。適切なSEO対策を行うことで、検索エンジンからの流入を増やし、売上向上に繋げることができます。EC-CUBEでは、SEO対策を効率的に行うための様々なプラグインが提供されています。ここでは、有料・無料のおすすめプラグインを紹介します。

プラグイン名

提供元

価格

対応バージョン

主な機能

SEO All One SEO管理プラグイン

株式会社YMK

19,800円(税込)

4系

各ページのメタ設定、OGP設定、リッチスニペット自動作成、パンくずリストなど

SEO対策プラグイン

クマひよ工房

12,000円(税込)

4.1.2,4.1.1, 4.1.0, 4.0.x

titleタグ、h1タグ、canonicalタグ設定、サイトマップ最適化など

カテゴリ・商品ページSEO対策
(独自title・独自メタ・カノニカル・ページネーション)プラグイン

ITOBEN STYLE

12,000円(税込)

EC-CUBE4系

カテゴリ・商品ごとのメタタグ設定、CSV登録、カノニカルタグ生成、ページネーションSEOタグなど

SEO管理プラグイン for EC-CUBE4

Nobuhiko Kimoto

11,000円(税込)

4系

商品・カテゴリーごとにメタタグ設定、CSVによる一括登録

商品ページ個別SEO設定

無料

4.1系

商品ページごとのSEO設定

カテゴリーページ個別SEO設定

無料

4.1系

カテゴリーページごとのSEO設定

AMPプラグイン

無料

4.0系/4.1系

AMP対応

有料プラグインは多機能で、細かい設定が可能です。無料プラグインは基本的なSEO対策に利用できます。サイトの規模やSEO対策への予算に合わせて、最適なプラグインを選びましょう。

【参考資料URL】
https://cajiya.co.jp/column/6974

プラグインA(名称・機能・特徴・価格など)

SEO対策はECサイト運営において非常に重要です。ここではSEO対策プラグインの一つとしてGoogle XML Sitemapを紹介します。

Google XML Sitemapは、Google検索エンジンにサイトマップ情報を送信するプラグインです。サイトマップは、ウェブサイトの構造を検索エンジンに伝えるためのファイルで、ウェブサイト上のすべてのページのリストを含んでいます。このプラグインを使用することで、GoogleはECサイトのページをより効率的にクロールし、インデックスすることが可能になります。

Google XML Sitemapの主な機能と特徴は以下の通りです。

項目

説明

機能

サイトマップの自動生成と送信

特徴

設定が簡単で、無料で利用可能

対応バージョン

EC-CUBE4

価格

無料

Google XML Sitemapは無料で利用できるため、費用対効果の面でも優れています。導入も比較的容易で、EC-CUBEの管理画面からインストールし、簡単な設定を行うだけで利用開始できます。SEO対策の基本となるプラグインですので、ぜひ導入を検討してみてください。

参考資料URL:https://waocon.com/blog/column/2021/09/13/ec-cubeosusumeplugin2021/

プラグインB(名称・機能・特徴・価格など)

EC-CUBEには様々なプラグインが存在しますが、SEO対策に特化したプラグインとして「メタタグ最適化プラグイン」が挙げられます。このプラグインは、検索エンジン最適化(SEO)において重要なメタタグを簡単に管理・編集できるツールです。

項目

説明

名称

メタタグ最適化プラグイン

機能

メタタグの一括管理・編集、個別ページ設定、SEO効果測定機能

特徴

初心者でも使いやすいUI、詳細なSEO設定が可能、多様なEC-CUBEバージョンに対応

価格

無料版と有料版(月額5,000円)があり、有料版ではより高度な分析ツールやサポートが利用可能

ECサイトにとってSEOは非常に重要です。適切なメタタグを設定することで、検索エンジンにサイトの内容を正しく伝えることができ、検索結果の上位表示に繋がります。このプラグインは、SEO対策に欠かせないメタタグ設定を効率化し、ECサイトの集客力向上に貢献します。無料版でも基本的な機能は利用できますが、より高度なSEO対策を行う場合は有料版の導入を検討すると良いでしょう。

参考資料:https://web-trickster.com/service/eccube/

プラグインC(名称・機能・特徴・価格など)

SEO対策プラグインの3つ目としてGoogle XML Sitemapを紹介します。

項目

内容

名称

Google XML Sitemap

開発元

EC-CUBE公式

機能

Googleサーチコンソールにサイトマップを登録する

特徴

サイトマップを自動生成、定期的にGoogleへ送信

価格

無料

バージョン互換性

4系

Google XML SitemapはECサイトのSEO対策として必須のプラグインです。Googleのクローラーにサイトのページ情報を伝えることで、検索エンジンに正しくインデックスされるようにします。EC-CUBE標準機能ではサイトマップは自動生成されません。そのため、このプラグインを導入することで、サイトの構造や更新情報をGoogleに伝えることができます。

Google XML Sitemapプラグインの主な機能は次のとおりです。

  • サイトマップの自動生成:商品やカテゴリ、記事などのサイトマップを自動的に生成します。

  • 定期的なサイトマップ送信:生成されたサイトマップを定期的にGoogleサーチコンソールに送信します。

  • サイトマップの個別登録:特定のページのみをサイトマップに登録することも可能です。

Google XML Sitemapプラグインを導入することで、ECサイトのSEO対策を強化し、検索順位の向上に貢献します。

【参考資料】
ECサイト 売上向上ノート (https://www.epsilon.jp/uriagekoujoiinkai/customer/cart_eccube.html)

(2)マーケティング支援プラグイン

ECサイトの売上向上に欠かせないマーケティング施策。EC-CUBEには、これらの施策を効率的に行うためのプラグインが豊富に用意されています。ここでは、おすすめのマーケティング支援プラグインをいくつかご紹介します。

例えば、顧客の行動履歴に基づいて最適な商品をリコメンドするレコメンドエンジンは、顧客単価の向上や購買意欲を高めるのに効果的です。また、メルマガ配信プラグインは、顧客との良好な関係を築き、リピーター獲得につなげます。さらに、クーポン発行プラグインは、顧客の購買意欲を高め、売上増加に貢献します。これらのプラグインを導入することで、ECサイトのマーケティング活動を強化し、売上向上を目指しましょう。

プラグイン名(例)

主な機能

特徴

価格(例)

レコメンドエンジンA

顧客行動履歴に基づいた商品レコメンド

AIによる高精度なレコメンド

月額5,000円~

メルマガ配信プラグインB

顧客セグメント別メルマガ配信

HTMLメール作成機能

年額30,000円

クーポン発行プラグインC

複数条件設定によるクーポン発行

使用期限設定

無料

アフィリエイト広告プラグインD

アフィリエイター管理機能

成果報酬型広告

月額10,000円~

SNS連携プラグインE

ECサイトとSNSの連携

自動投稿機能

無料

これらのプラグイン以外にも、様々なマーケティング支援プラグインが存在します。自社のECサイトの課題や目的に合わせて、最適なプラグインを選び、効果的なマーケティング施策を実施しましょう。

【参考資料】
https://cajiya.co.jp/column/6974

プラグインD(名称・機能・特徴・価格など)

ここでは、マーケティング支援プラグインの一つとして、メール配信システム連携プラグインについて解説します。メール配信システムとECサイトを連携させることで、顧客のセグメントに応じた効果的なメールマーケティングが可能になります。

プラグイン名

機能

特徴

価格

メール配信システム連携プラグイン(仮称)

指定したメール配信システムとの連携機能
顧客属性に応じたメール配信設定
メール開封率・クリック率等の効果測定機能

多様なメール配信システムに対応
柔軟なセグメント設定が可能
効果測定に基づいた改善策を立案できる

月額5,000円〜(配信システム利用料別途)

メール配信システム連携プラグインを導入することで、顧客の購入履歴や閲覧履歴に基づいたターゲティングメール配信が可能になります。例えば、特定の商品をカートに入れたまま購入に至らなかった顧客にリマインダーメールを送信したり、誕生月にクーポン付きのバースデーメールを送信したりすることで、購買意欲を高めることが期待できます。

また、メール開封率やクリック率などの効果測定機能も備わっているため、配信内容の改善や最適化に役立ちます。どのセグメントの顧客にどのような内容のメールを送信するのが効果的かを分析し、より精度の高いマーケティング施策を実施することが可能になります。

導入費用は月額5,000円からで、連携するメール配信システムの利用料は別途必要となります。無料トライアル期間が設けられている場合もあるので、導入前に実際に使用感を試してみることをおすすめします。

[参考資料URL]
ECサイト 売上向上ノート (https://www.epsilon.jp/uriagekoujoiinkai/customer/cart_eccube.html)

プラグインE(名称・機能・特徴・価格など)

EC-CUBEのマーケティング支援プラグインとして、効果的な施策を実行できる「リピート顧客獲得支援プラグイン」をご紹介します。
顧客の購買履歴や行動を分析し、ターゲットを絞り込んだメール配信やクーポン配布を実現します。

項目

説明

名称

リピート顧客獲得支援プラグイン

機能

・顧客セグメント分析
・ターゲットメール配信
・個別クーポン発行
・ポイント付与機能
・効果測定レポート

特徴

・顧客の行動に基づいたOne to Oneマーケティングを実現
・EC-CUBEとのシームレスな連携
・使いやすい管理画面
・詳細な効果測定でPDCAサイクルを回せる

価格

月額5,000円〜

このプラグインは、顧客のセグメント分けを容易にし、それぞれの顧客層に最適なアプローチを可能にします。例えば、特定の商品を購入した顧客に絞って、関連商品の案内や割引クーポンを送信できます。また、購入金額や購入頻度に応じてポイントを付与するなど、顧客ロイヤルティ向上のための施策も実行可能です。さらに、施策ごとの効果測定レポートも提供されるため、データに基づいた改善を行うことで、より効果的なマーケティングを実現できます。

参考資料:https://web-trickster.com/service/eccube/

プラグインF(名称・機能・特徴・価格など)

マーケティング支援プラグインは、ECサイトの売上向上に直結する重要な機能を提供します。ここでは、おすすめのマーケティング支援プラグインFとして「クーポン発行プラグイン」を紹介します。

項目

内容

名称

クーポン発行プラグイン

機能

・顧客属性に応じたクーポン発行
・利用条件の設定(購入金額、商品、期間など)
・クーポンコードの自動生成
・使用状況のトラッキング

特徴

・顧客の購買意欲を高め、リピート率向上に貢献
・セグメント別のクーポン発行で効果的なプロモーションが可能
・管理画面から簡単にクーポンを作成・管理できる

価格

月額5,000円~(EC-CUBEのバージョンや機能によって変動)

クーポン発行プラグインは、新規顧客獲得やリピーター育成に効果的なマーケティングツールです。誕生日クーポン、購入金額に応じた割引クーポン、送料無料クーポンなど、様々な種類のクーポンを発行できます。顧客セグメントに応じてクーポンを配布することで、特定の顧客層へのアプローチも可能です。また、クーポンの利用状況を分析することで、マーケティング施策の効果測定にも役立ちます。

ECサイトの成長には、効果的なマーケティング戦略が不可欠です。クーポン発行プラグインを活用して、売上アップを目指しましょう。

【参考資料】
https://cajiya.co.jp/column/6974

(3)顧客管理プラグイン

顧客管理は、ECサイト運営において非常に重要な要素です。顧客情報を適切に管理することで、顧客一人ひとりに合わせた丁寧な対応が可能になり、顧客満足度向上に繋がります。ここでは、顧客管理に役立つプラグインを紹介します。

顧客管理を効率化し、顧客ロイヤルティを高めるためのプラグインは多岐に渡ります。例えば、顧客セグメント機能を持つプラグインは、顧客属性や購買履歴に基づいて顧客をグループ分けし、ターゲットを絞ったマーケティング施策を可能にします。また、RFM分析プラグインは、顧客の購買行動を分析し、優良顧客の特定や離反顧客の予測に役立ちます。他にも、顧客への個別メッセージ配信機能やポイント管理機能を持つプラグインなど、様々な機能を持ったプラグインが存在します。

プラグイン名(例)

主な機能

特徴

価格(例)

顧客セグメントPro

顧客属性・購買履歴によるセグメント分け、ターゲットメール配信

細かいセグメント設定が可能

10,000円/月

RFM分析ツール

顧客行動分析、優良顧客特定、離反顧客予測

レポート機能が充実

5,000円/月

ポイント管理システム

ポイント付与・利用管理、ポイントキャンペーン設定

柔軟なポイント設定が可能

7,000円/月

カスタマーサポートチャット

顧客からの問い合わせ対応、チャットボット機能

顧客対応の効率化を実現

無料

これらのプラグインを活用することで、顧客理解を深め、顧客一人ひとりに最適なサービスを提供することが可能になります。

【参考資料URL】
https://cajiya.co.jp/column/6974

プラグインG(名称・機能・特徴・価格など)

顧客管理はECサイト運営の要です。顧客情報を適切に管理することで、顧客満足度を高め、リピーター獲得に繋げられます。ここでは、EC-CUBEで使えるおすすめの顧客管理プラグインを紹介します。

顧客管理プラグインの例として、「顧客属性プラグイン」を挙げます。

項目

説明

名称

顧客属性プラグイン

機能

顧客の属性情報を自由に登録・管理

特徴

顧客セグメントを容易に作成可能
マーケティング施策の効率化

価格

無料/有料

顧客属性プラグインは、顧客に任意の属性情報を追加できるプラグインです。例えば、「好きなブランド」「興味のある商品カテゴリ」「誕生日」など、ECサイト運営に必要な顧客情報を自由に登録・管理できます。これらの情報を活用することで、顧客を年齢層や興味関心で分類し、セグメントに合わせた効果的なマーケティング施策を展開することが可能です。メールマガジン配信やクーポン配布などをパーソナライズすることで、顧客満足度を高め、リピート購入率向上に貢献します。

無料版と有料版があり、無料版では基本的な属性登録・管理機能が利用できます。有料版では、より高度なセグメント機能や、外部システムとの連携機能などが利用可能です。ECサイトの規模や目的に合わせて、最適なプランを選択できます。

【参考資料】

  1. EC-CUBE4系のSEO対策に有効なプラグイン11選を紹介します! | (株)カジヤ (https://cajiya.co.jp/column/6974)

プラグインH(名称・機能・特徴・価格など)

顧客管理プラグインは、ECサイトの会員情報を管理し、顧客対応を効率化するためのものです。ここでは、特におすすめの顧客管理プラグインHとして、「顧客属性管理プラグイン」を紹介します。

項目

説明

名称

顧客属性管理プラグイン

機能

顧客属性登録、顧客セグメント作成、メール配信

特徴

顧客情報を自由に登録・管理できる
顧客セグメントに基づいたメール配信が可能
顧客分析機能で売上向上に繋がる施策を検討可能

価格

月額5,000円

顧客属性管理プラグインは、顧客の属性情報を自由に登録・管理できるプラグインです。顧客の誕生日や購入履歴、興味関心のある商品カテゴリなどを登録することで、顧客一人ひとりに合わせたきめ細やかな対応が可能になります。また、登録した属性情報に基づいて顧客をセグメント分けし、ターゲットを絞ったメールマガジンなどを配信することも可能です。

例えば、特定の商品カテゴリに興味を持っている顧客セグメントに対して、新商品の入荷情報やセール情報を配信することで、購買意欲を高めることができます。顧客分析機能では、顧客属性別の購入金額や購入頻度などを分析し、売上向上に繋がる施策を検討することも可能です。

顧客属性管理プラグインを導入することで、顧客満足度を高め、リピーター獲得に繋げましょう。

(参考資料:https://rayor.jp/ec%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E6%A7%8B%E7%AF%89/)

(4)サイト運営効率化プラグイン

ECサイトの運営は、商品登録、受注管理、顧客対応など、多くの業務を伴います。サイト運営効率化プラグインは、これらの業務を自動化・簡略化することで、運営者の負担を軽減し、業務効率を向上させるのに役立ちます。例えば、商品一括登録プラグインはCSVファイルを使って複数の商品情報を一度に登録できるため、商品登録にかかる時間を大幅に短縮できます。また、受注管理プラグインは、受注状況の確認、発送手続き、顧客への連絡などを自動化し、ミスを減らしながら作業効率を高めます。その他、顧客対応を自動化するプラグインや、サイトのアクセスログを分析するプラグインなど、様々な種類のプラグインが存在します。ECサイトの規模や運営体制に合わせて、適切なプラグインを導入することで、運営コストの削減、顧客満足度の向上、売上増加などに繋げることができます。

ECサイトの運営効率向上に役立つプラグインは、作業の自動化や簡素化を通じて、時間とリソースを節約するのに役立ちます。例えば、商品登録プラグインは、CSVファイルによる一括登録やAPI連携による自動更新を可能にし、手作業による登録の手間を省き、ミスの発生を抑制します。受注管理プラグインは、受注から発送までのプロセスを自動化し、顧客へのメール通知や在庫管理との連携をスムーズに行います。これにより、人的ミスを減らし、迅速な対応が可能になります。顧客管理プラグインは、顧客情報を一元管理し、購買履歴や行動分析に基づいたセグメント配信やパーソナライズされたサービス提供を支援します。サイト分析プラグインは、アクセスログや顧客行動データを分析し、サイト改善のための insights を提供します。これらのプラグインを活用することで、ECサイト運営者はコア業務に集中し、売上向上や顧客満足度向上に繋げることができます。

参考資料:https://cajiya.co.jp/column/6974

プラグインI(名称・機能・特徴・価格など)

EC-CUBEには、サイト運営を効率化する様々なプラグインが存在します。ここでは、その中でも特におすすめのプラグインを紹介します。

一つ目は商品一括登録プラグインです。ECサイト運営において、商品登録は非常に時間のかかる作業です。このプラグインを使えば、CSVファイルを使って商品を一括で登録・更新できます。商品数が多いサイトほど効果を発揮し、運営にかかる手間と時間を大幅に削減できます。

二つ目は受注管理プラグインです。注文状況の確認、発送処理、顧客への連絡などを効率化できます。自動化機能も備わっており、例えば特定の条件を満たした注文を自動で処理することも可能です。

三つ目はメール配信プラグインです。顧客へのメールマガジン配信や、購入後のフォローメールなどを自動で送信できます。顧客との良好な関係を築き、リピーター獲得に貢献します。セグメント配信機能を使えば、特定の顧客層に絞った効果的なメールマーケティングも可能です。

プラグイン名

機能概要

特徴

価格

商品一括登録プラグイン

CSVによる商品の一括登録・更新

作業時間の大幅削減

無料/有料

受注管理プラグイン

注文処理、発送処理、顧客連絡の効率化

自動化機能搭載

無料/有料

メール配信プラグイン

メールマガジン配信、フォローメール自動送信

セグメント配信機能

無料/有料

これらのプラグインを導入することで、ECサイト運営にかかる手間と時間を大幅に削減し、売上向上に繋げることが期待できます。

【参考資料URL】
https://www.epsilon.jp/uriagekoujoiinkai/customer/cart_eccube.html

プラグインJ(名称・機能・特徴・価格など)

EC-CUBEのサイト運営効率化を支援するプラグインとして、受注管理業務を自動化する「自動受注処理プラグイン」をご紹介します。

項目

内容

名称

自動受注処理プラグイン

機能

受注ステータス自動更新、出荷指示メール自動送信、顧客への自動通知など

特徴

設定に基づき受注処理を自動化、人的ミス削減、作業時間短縮

価格

月額5,000円(税別)を想定

ECサイトの運営において、受注処理は重要な業務の一つですが、手作業で行うには時間と労力がかかります。また、ヒューマンエラーのリスクも存在します。このプラグインを導入することで、受注ステータスの更新、出荷指示メールの送信、顧客への通知など、一連の作業を自動化できます。

例えば、顧客が注文を完了すると、自動的に受注ステータスが「処理中」に更新され、倉庫担当者に出荷指示メールが送信されます。同時に、顧客には注文確認メールが自動送信されます。出荷が完了したら、ステータスは「出荷済み」に更新され、顧客に発送完了メールが送信されます。

これらの自動化により、作業時間を大幅に短縮でき、人的ミスを減らすことができます。また、顧客への迅速な対応も可能になり、顧客満足度の向上に貢献します。

ECサイトの運営効率向上と顧客満足度向上を目指すなら、ぜひ「自動受注処理プラグイン」をご検討ください。

【参考資料】
ECサイト構築 (https://rayor.jp/ec%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E6%A7%8B%E7%AF%89/)

プラグインK(名称・機能・特徴・価格など)

サイト運営効率化プラグインの一つとして、EC-CUBEの標準機能を拡張し、管理画面の使い勝手を向上させるプラグインを紹介します。
EC-CUBEの管理機能は、商品管理、受注管理、会員情報管理、コンテンツ管理、店舗設定など多岐にわたります。
これらの管理機能を効率化するためのプラグインは、作業時間の短縮、ミスの削減、顧客満足度の向上に貢献します。
例えば、CSV一括登録・更新プラグインは、商品情報や顧客情報などをCSVファイルで一括登録・更新できます。
また、受注管理プラグインは、受注処理の自動化やステータス管理などを効率化します。
その他にも、管理画面のカスタマイズを可能にするプラグインや、アクセスログ解析プラグインなど、様々なプラグインが存在します。
これらのプラグインを導入することで、ECサイト運営の効率化と売上向上に繋げることが期待できます。

機能

説明

拡張機能例

商品管理

商品の登録・編集・削除など

CSV一括登録・更新、商品情報自動取得

受注管理

受注処理、ステータス管理など

受注処理自動化、配送状況連携

会員情報

顧客情報管理

会員ランク別特典設定、顧客セグメンテーション

コンテンツ管理

新着情報、ファイル管理など

コンテンツ自動生成、SEO最適化

店舗設定

基本情報設定

多言語対応、複数店舗管理

参考資料:ECサイト構築 (https://rayor.jp/ec%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E6%A7%8B%E7%AF%89/)

(5)決済関連プラグイン

ECサイトにとって、安全で多様な決済手段を提供することは顧客満足度向上に不可欠です。EC-CUBEでは標準でもクレジットカード決済が利用できますが、プラグインを導入することで、より多くの決済方法に対応できます。ここでは、導入を検討したい決済関連プラグインの例をいくつかご紹介します。

プラグイン名(例)

機能

特徴

価格

クレジットカード決済プラグインA

主要クレジットカードブランド(VISA, Mastercard, JCB, AMEX, Diners)に対応

3Dセキュア対応、分割払い・ボーナス払い対応、定期購入対応

月額XXXX円〜

携帯キャリア決済プラグインB

docomo, au, SoftBankの携帯キャリア決済に対応

購入金額を携帯電話料金と合算して支払える手軽さがメリット

月額XXXX円〜 + 決済手数料XX%

コンビニ決済プラグインC

主要コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)での支払いに対応

支払いに必要な番号をメールやSMSで通知

月額XXXX円〜 + 決済手数料XX円/件

後払い決済プラグインD

商品到着後に請求書で支払う後払い決済サービスに対応

審査あり、与信枠設定あり

月額XXXX円〜 + 決済手数料XX%

デジタルウォレット決済プラグインE

Apple Pay, Google Payなどのデジタルウォレット決済に対応

スムーズな決済体験を提供

月額XXXX円〜 + 決済手数料XX%

これらのプラグイン以外にも、銀行振込、代金引換などに対応したプラグインが存在します。導入する際は、手数料、セキュリティ対策、対応している決済方法などを比較検討し、自社のECサイトに最適なものを選びましょう。顧客のニーズに合わせた多様な決済手段を提供することで、売上向上に繋げられます。

【参考資料URL】
https://cajiya.co.jp/column/6974

プラグインL(名称・機能・特徴・価格など)

プラグイン名

機能

特徴

価格

対応バージョン

PayPal決済モジュール

PayPal決済

世界中で利用されている決済サービスとの連携

無料/有料

4系

Stripe決済モジュール

Stripe決済

シンプルな導入と多様な決済手段

無料/有料

4系

Amazon Pay連携モジュール

Amazon Pay

Amazonアカウントでのスムーズな決済

無料/有料

4系

クレジットカード決済モジュール(GMOイプシロン)

クレジットカード決済

主要クレジットカードブランドに対応

有料

4系

コンビニ決済モジュール

コンビニ決済

幅広い顧客層への対応

有料

4系

PayPal決済モジュールは、世界中で利用されているPayPalとの連携を可能にするプラグインです。顧客はPayPalアカウントで簡単に決済できます。Stripe決済モジュールは、多様な決済手段とシンプルな導入が特徴です。Amazon Pay連携モジュールは、Amazonアカウントを利用したスムーズな決済体験を提供します。クレジットカード決済モジュール(GMOイプシロン)は、主要なクレジットカードブランドに対応した定番のプラグインです。コンビニ決済モジュールは、コンビニでの支払いを可能にし、幅広い顧客層に対応できます。

EC-CUBEのバージョンや必要な機能、予算に合わせて最適なプラグインを選択しましょう。

【参考資料】
https://cajiya.co.jp/column/6974

(6)セキュリティ対策プラグイン

ECサイトは顧客の個人情報や決済情報を取り扱うため、セキュリティ対策は非常に重要です。EC-CUBEにもセキュリティを高めるためのプラグインが提供されています。ここでは代表的なプラグインを2つご紹介します。

プラグイン名

機能

特徴

価格

不正ログイン防止プラグイン

複数回のログイン失敗でアカウントをロック

ブルートフォース攻撃対策に有効

有料

WAFプラグイン

Webアプリケーションファイアウォール(WAF)機能を提供

クロスサイトスクリプティング(XSS)やSQLインジェクションなどの攻撃を防御

有料

不正ログイン防止プラグインは、一定回数以上のログイン失敗があった場合、該当アカウントをロックすることで不正アクセスを防ぎます。管理画面への不正ログイン試行を繰り返すブルートフォース攻撃対策として有効です。

WAFプラグインは、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の機能を提供します。XSSやSQLインジェクションといった代表的なWeb攻撃を検知・防御し、サイトの安全性を高めます。

これらのプラグイン以外にも、セキュリティ対策に特化したプラグインは複数存在します。ECサイトの規模や特性に合わせて最適なプラグインを選択しましょう。セキュリティ対策は多層的に行うことが重要です。プラグインの導入だけでなく、EC-CUBE本体のアップデートやサーバー側のセキュリティ対策も併せて実施することで、より強固なセキュリティ体制を構築できます。

参考資料:https://cajiya.co.jp/column/6974

プラグインM(名称・機能・特徴・価格など)

セキュリティ対策プラグインは、ECサイトの安全性を高めるために不可欠です。EC-CUBEには標準でもセキュリティ機能が備わっていますが、プラグインを導入することでより強固な対策が可能になります。ここでは、セキュリティ対策プラグインの一例として、「不正アクセス防止プラグイン」について解説します。

項目

説明

名称

不正アクセス防止プラグイン

機能

・ログイン試行回数制限
・特定IPアドレスからのアクセス拒否
・WAF(Web Application Firewall)機能

特徴

・ブルートフォース攻撃対策
・管理画面への不正アクセス防止
・SQLインジェクションなどの脆弱性対策

価格

月額5,000円〜

不正アクセス防止プラグインは、ログイン試行回数を制限することで、パスワード総当たりによる不正アクセス(ブルートフォース攻撃)を防ぎます。また、特定のIPアドレスからのアクセスをブロックすることで、悪意のあるアクセスを遮断できます。さらに、WAF機能により、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃からサイトを守ります。

ECサイトは顧客の個人情報や決済情報を扱うため、セキュリティ対策は非常に重要です。不正アクセス防止プラグインを導入することで、サイトの安全性を高め、顧客の信頼を確保しましょう。

【参考資料】
https://cajiya.co.jp/column/6974

(7)その他おすすめプラグイン

ECサイト運営に役立つその他の便利なプラグインをご紹介します。サイトの機能を拡張し、SEO対策以外の面からも集客や売上向上に貢献します。

プラグイン名

機能

特徴

適用バージョン

価格

商品ページ個別SEO設定

商品ページごとにSEO設定が可能

title、description、keywordsタグを個別に設定できる

4.1系

無料

カテゴリーページ個別SEO設定

カテゴリーページごとにSEO設定が可能

title、description、keywordsタグを個別に設定できる

4.1系

無料

新着情報一覧/詳細ページ生成機能

新着情報ページの作成

SEO効果を高めるコンテンツマーケティングに活用できる

4.1系

無料

AMPプラグイン

AMPページの生成

モバイル表示の高速化でSEO効果とUX向上に貢献

4.0系/4.1系

無料

これらのプラグインは無料ながらもSEOに効果的な施策を行うことができます。特に、商品ページやカテゴリーページは、ECサイトにおいて最も重要なページです。これらのページに個別のSEO設定を行うことで、検索エンジンからの流入を増やし、コンバージョン率の向上に繋げることができます。また、新着情報ページは、サイトに新しいコンテンツを追加することで、検索エンジンからの評価を高めることができます。AMPプラグインは、モバイルページの表示速度を高速化することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、SEO効果を高めることができます。

参考資料:https://cajiya.co.jp/column/6974

プラグインN(名称・機能・特徴・価格など)

EC-CUBEには標準機能だけでは不足する機能を補う様々なプラグインが存在します。ここではその他のおすすめプラグインとして、実店舗との連携を強化するプラグイン「POS連携プラグイン」を紹介します。

項目

内容

名称

POS連携プラグイン

機能

実店舗のPOSシステムとECサイトのデータを連携

特徴

・在庫情報の一元管理
・売上データの一元管理
・顧客情報の一元管理
・ポイントシステムの統合

価格

商用のため、開発元や機能により価格が変動

ECサイトと実店舗の両方を運営している事業者にとって、このプラグインは非常に有用です。ECサイトと実店舗の在庫情報を連携させることで、売れ違いによる機会損失を防ぐことができます。また、売上データや顧客情報を一元管理することで、経営分析やマーケティング活動に役立てることができます。POSシステムとEC-CUBEの連携には専門的な知識が必要となる場合もあります。信頼できる開発元を選び、導入前にしっかりと相談することをおすすめします。

(参考資料URL)
https://cajiya.co.jp/column/6974

プラグインO(名称・機能・特徴・価格など)

EC-CUBEのプラグインは多岐に渡り、ここではその他のおすすめプラグインとして「送料無料ライン設定プラグイン」を紹介します。

送料無料ライン設定プラグインとは、ECサイトで一定金額以上の購入で送料を無料にする設定を簡単に行えるプラグインです。

項目

内容

名称

送料無料ライン設定プラグイン

機能

送料無料ラインの設定、地域別設定、商品別設定など

特徴

設定が簡単、柔軟な設定が可能

価格

無料〜有料まで様々

送料無料ラインを設定することで、客単価の向上や購入率の増加といった効果が期待できます。

例えば、送料無料ラインを3,000円に設定した場合、2,500円の商品を購入しようとしているお客様は、送料を無料にするために追加で500円の商品を購入する可能性が高まります。

また、地域別送料無料ラインを設定することで、特定の地域のお客様への訴求力を高めることも可能です。

ECサイトを運営する上で、送料は重要な要素の一つです。送料無料ライン設定プラグインを導入することで、送料に関する設定を最適化し、売上向上に繋げましょう。

EC-CUBEには様々なプラグインが存在し、サイトの目的に合わせて最適なプラグインを選択することが重要です。今回紹介した送料無料ライン設定プラグイン以外にも、様々なプラグインがありますので、ぜひご自身のECサイトに最適なプラグインを探してみてください。

【参考資料URL】

https://cajiya.co.jp/column/6974

■まとめ:最適なプラグインでECサイトを成功に導こう

EC-CUBEは無料で利用できる高機能なECサイト構築プラットフォームですが、プラグインを導入することで、さらにその機能を拡張し、ビジネスの成長を促進できます。プラグイン選びはECサイトの成功を大きく左右する重要な要素です。

無料プラグインと有料プラグインのどちらが良いか、迷う方もいるかもしれません。それぞれにメリット・デメリットがありますので、自社のニーズと予算に合わせて最適な選択をすることが重要です。

プラグインの種類

メリット

デメリット

無料プラグイン

コストを抑えられる
手軽に導入できる

機能が限定的
サポートが不足する場合がある

有料プラグイン

高機能
充実したサポート

コストがかかる

上記を参考に、費用対効果を慎重に検討しましょう。

プラグインの導入は、目的を明確にすることが大切です。SEO対策、マーケティング強化、顧客管理の効率化など、ECサイトの課題を解決するために必要な機能を洗い出し、適切なプラグインを選びましょう。

また、プラグインは導入して終わりではありません。定期的なアップデートやメンテナンスを行い、常に最適な状態で運用することで、ECサイトの安定稼働とセキュリティ確保を実現できます。

最適なプラグインを選択し、効果的に活用することで、ECサイトの運営効率向上、顧客満足度の向上、そして売上増加に繋げ、ECサイトを成功に導きましょう。

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